ブライドルレザーとコードバン

革財布を選ぶ時に悩ましいのが素材選びですね。

当サイトで紹介しているブライドルレザー財布の場合は、コードバンと比較される事も多く、ご検討中の方も悩ましいことと思います。

◆違いをチェック!

そんなわけで、簡単ですが両レザーを比較してみたいと思います。

素材

こちらは、ご存じかと思いますが、ブライドルレザーは牛、コードバンは馬から製造られます。ブライドルレザーの場合は、主にメス牛(カウハイド)の肩周りや胴体などいくつかの部位から製造され、コードバンは、馬の繊維質が密集してるお尻部分から製造されます。

強度

ブライドルレザーは、もともと馬具用に製造されているので、蝋を染み込ませ繊維質を締め付けることで耐久力をつけていますが、一般的には牛革の3倍あると言われるコードバンの方が耐久力が高くなります。

感触

ブライドルレザーは、はじめのうちは、染み込んでるロウが浮き出てきて粉っぽさがありますので、比較するなら、ブルームが無くなった後の状態が適切かと思います。

実際にさわってみた感触は、部位や仕上げ処理によって違いがあるかと思いますが、どちらも基本的にツルツルした感じになります。コードバンの方が少し弾力があるような気がします。肩(ショルダー)のブライドルレザーの場合は、トラと呼ばれるシワがある場合もあります。

硬さも製法によって変わるかもしれませんが、そこまで差があるようには思いませんでした。
革財布の場合は、最初は、硬いですが、徐々に馴染んで柔らかくなるので、硬さについては気にすることはないでしょう。

エイジング

どちらもベジタブルタンニンレザーになりますのでエイジングします。

光沢やツヤが徐々に出てきますが、コードバンの方がその度合いが強く表れます。
ブライドルレザーは、控え目なエイジングになりますので、エイジングを重視する場合は、コードバンの方が良いかと思います。しかし、コードバンは、表面を塗装する顔料仕上げもあり、この場合は、エイジングが見えなくなってしまうので注意が必要です。エイジングは、両レザーの違いがわかりやすいポイントになるかと思います。

総評

希少性やスペックから見ると、やはりブライドルレザーよりコードバンの方が上級かなと思われ、取引されてる値段も高くなっておりますが、ブライドルレザーは、「ブルーム現象」と言う強みがありますので、お互い良いライバル関係と言えるのではないでしょうか?

選んだ方が正解と言うことで良いかと思います。^^;

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「ブライドル」は、当サイトのメニューより財布一覧をお立ち寄りくださいませ。値段別にタンナー情報や仕様など見やすく紹介しています。

「コードバン」は、姉妹サイトとしてこちらに財布の一覧がありますのでよかったらどうぞ!

「その他」の場合は、別のレザーも視野に入れてみるのは如何でしょうか?

同じベジタブルタンニンレザーのイタリアンレザーあたりをお勧めしたいと思います。

よかったらこちらにまとめておりますのでご覧ください。

 

そして当サイトからのおすすめはこちら!

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⇒ロンドンブライドルシリーズの魅力を熱く語る